台湾の主要都市、台北や台中、台南、高雄は平地が広がる西海岸に集中している。東海岸は険しい山と太平洋が隣接しているため、開発が難しく、また人口も少ない。ただ一方でそのおかげで雄大な大自然の景色が本来のままに残されている。花蓮は台北から特急電車で２時間強、日帰りも出来ちゃう距離だ。時間的に余裕があれば、花蓮まで足を伸ばすのも良いかもしれない。今回は初めて花蓮を訪れる方必見のスポットをご案内する。
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#太魯閣(タロコ)渓谷の砂卡噹步道
山の奥地から流れる川が何千年、何万年の歳月をかけ、大理石の岩壁を切り開いた渓谷だ。崖のように聳え立つ大理石の断崖絶壁とエメラルドグリーンの川、鮮やかで千枚重ねのような岩など、まさに大自然が作り出したアートとも言えよう。
国立公園にも指定されている太魯閣は鉄道の花蓮駅から車で約30分、「台湾好行」の観光バスという選択肢もあるが、効率を考えるとガイド付きの車チャーターがオススメ。面積が広大なため、砂卡噹步道の他に、燕子口や九曲洞、長春祠など見所が満載。いくつか落石が多発するエリアでヘルメットの無料貸し出しを提供しているので、かならず着用して下さいね。
#清水断崖
蘇花公路ー東海岸の宜蘭と花蓮を接続する唯一の道路。その南端の絶景スポットはこの清水断崖。台湾十景色の一つとも言われ、聳え立つ山から海へ直降下する高低差は圧巻の迫力だ。また太平洋の海は二色の青がくっきりと分かれおり、この吸い込まれそうなディープブルーは見る人を圧倒する。この道路の原型は日本統治時代に作られ、当時は東洋一の臨海道路とも称された。昔道なき所に道を作り出した前人たちの偉業に思わず脱帽！
花蓮に行かれる際に、こちらの旅行情報をぜひぜひご活用して下さい！
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