台湾No.1の古都【台南】エリア別攻略プランー③国華街
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台湾No.1の古都【台南】エリア別攻略プランー③国華街

16世紀に遥々と海を渡り、台湾に来たオランダ人が台湾の一部を支配し、貿易を始まった時代から、台南は当時台湾の経済活動の中心だった。やがて清の時代や、日本統治時代経って、現在に至るまで、歴史の足跡が一番残されてるのが台南、レトロでありながら一番旬な街も台南。今回は市場と飲食店が軒を連ねる国華街に行って、庶民食堂で現地民気分を体験しよう。

#国華街

ブルータス台湾特集の表紙にもなった國華街。市場と屋台が所狭しと密集し、本当に台湾B級グルメ大全集とも言える場所。早朝から食を求める人々やスクーターが飛び交うエネルギッシュ界隈だ。昼過ぎにもう閉店する店が多いので、午前に訪れるのがオススメ。

石精臼の蚵仔煎(カキオムレツ)と富盛號の碗粿(ライスプリン)などなど、ついついお腹がパンパンになるまでハシゴしたくなっちゃう。蚵仔煎は台湾屋台料理の代表格、ニョロっとした食感の中に、かきと卵の旨味が融合され、さらに炒めた空芯菜ともやしがたっぷり入っており、栄養バランスが抜群だ。碗粿は米のすり身と干しエビ、干し椎茸、豚肉や塩卵の黄身などの具材を茶碗に入れ、やわプリに蒸した料理のこと。甘辛いとろみ醤油とおろしにんにくをかけて食べるのだ。

特に贅沢に朝イチから牛肉湯(牛肉スープ)を飲むのが台南スタイル。早朝〆立ての生牛肉を薄くスライスし、素材の新鮮さを最大限に活かすため、調理もシンプルにアツアツの漢方スープを掛けるだけで出来上がり。柔らかい牛肉は豆板醤に近い特製タレと生姜の千切りと一緒に頂く。台南出身の方曰く「肉を食すベストタイミングはスープが出されてから30秒以内」笑。

一本路地に入ると、また表通りとは違い、台湾の伝統的な市場への道が開く。まるで迷路のような日本では体験できない異世界を探検してみるのが一興ではないか。

📍INFO

石精臼蚵仔煎

700台南市中西區國華街三段182號

営業時間:07:00~19:00

富盛號碗粿

700台南市中西區民族路3段11號

営業時間:07:00~17:30(木曜定休)

永楽牛肉湯

700台南市中西區國華街三段175號

営業時間:02:00~13:00(火曜定休)



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