古都「台南」そのノスタルチックな街並みに、台湾の歴史にまつわる数々の見所が日常生活の中に溶け込んでいる。台湾が歩んできた道について身近に触れ合い、学ぶことができるのも、台南の魅力のひとつだ。台湾日和と一緒に、孔子廟界隈を散策しよう。
#孔子廟
儒教の創始者で、中国古代の教育家、思想家「孔子」を祀る祠。1665年に建てられ、台湾最古の孔子廟および最古の学校だ。。入口の大きな門に掲げられてる「全臺首學」の扁額がその歴史を語り、古の息吹が感じられる場所。毎年孔子の誕生日にあたる9月28日は、古代の礼儀作法を再現する祭りが披露される。境内に大きなガジュマルの木が植えられており、歴史の地でありながら、市民の憩いの場にもなっている。
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見学時間:08:30~17:30
#府中街
台南孔子廟の向かいにある青空商店街「府中街」。両サイドに木が植えられ、その木影の下にユニークな露店とカフェ、雑貨屋さんと飲食店がズラリっと軒を連ねる。路地に民家と個性的な店が混在しているため、奥まで足を伸ばせば、常に何か面白い発見ができる場所。
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#窄門咖啡
同じく孔子廟の向かいにあるレトロカフェ、一番面白いのはその入り口だ。ひとりがギリギリ通れる建物の間の隙間から入って、建物の横についている勝手口から2階のカフェへというエントリースタイル。中はかなりの年季感だが、タイムスリップしたような古民家雰囲気が懐かしくさせてくれる。ドリンクなどが少し割高だが、こんな独特な立地なら仕方ないのも理解できなくはない。ぜひ場所を見つけて下さい。
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営業時間:11:00~20:00(火曜は17:0、月水は20:30閉店)
#福記肉圓
肉圓(台湾語発音はバーワン)は台湾の至るところに見られる庶民料理。大半は楕円形で、米のすり身でできたモチモチな皮で、豚肉やタケノコを包んだものだ。店によって、油で揚げるか蒸すかなどの調理法に分かれるが、蒸したものに甘辛いとろみ醤油タレをかけて、さらにお好みで辛味やわさびでアレンジするのが台南スタイル。福記肉圓の皮は米粉、具は豚のスネ肉だけで、飽きが来ないシンプルな直球勝負だ。
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営業時間:06:30~20:30